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毎年、たくさんのプライベートヨットが大西洋を横断している現在、それは「そんなに難しくない」って言うことも出来ます。GPSにオートパイロット、衛星通信が航海をグンと容易にしてるんだから。超正確なポジションと進路が常時モニターに表示されてるし、大西洋の真中でインターネットから最新の気象情報をダウンロードすることも出来ちゃう。レーダーなんかも装備すれば、衝突の危険もかなり回避できます。 救命ラフトもイイのがあるし、遭難信号を衛星で自動追尾してくれるシステムもあります。 (ちなみにわが船は衛星通信関係、レーダー等装備してません・・・って、高いんだもん。)
でも、風を受けて進むヨットの航海は基本的に前世紀とまったく変わりません。 自転車程度のスピードで、波に揺られる毎日。見渡す限りの大海原を自分で進みます。 出来るだけ早く進めるコースを行くのが大事です。 はやく上陸したいですからね、やっぱり。 というわけで、我々のカリブからの大西洋横断計画はこんなかんじ・・・ 一見遠回りに見えますが、カリブ海域に吹く東からの貿易風に逆らってダイレクトに進むのは得策ではありません。あえて風に向かわずバーミューダ諸島付近(北緯32度線を越えるあたり)まで北進します。そこで定番の西風を掴んでから途中寄港地のアゾーレス諸島に向かって快進撃。ここまで18日くらいの予定です。休息補給の後、ジブラルタル海峡を目指します。(予定9日) ここがほぼゴール。地中海は安らぎの庭。我が家まであと1日とちょっとの散歩です。 順調に行けば一月を切る航海。 食料、予備燃料、スペアパーツ、帆走テスト、気象無線チェック。僕達はすべてを計算し、万全の用意を整えた船を称えあったのでした。 喫水線よりわずかに沈んだ出航直前のGigaro(後にKumaと改名)
by andamar
| 2005-01-11 09:00
| Sailing
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